【Game】Blizzardの新しいFPS Overwatchをやってみた


前々からチラチラとうわさは聞いていましたが、Diabloシリーズ、Starcraft、Heathstone等で知られるBlizzard社が新しいFPS「Overwatch」を5/24にリリースします。

それに先駆け5/5からオープンベータが始まっており、5/10深夜まで実施されていました。
僕は結局パッケージを購入してしまったので正規サービス以降も遊ぶ予定ですが、とりあえずオープンベータを遊んでみて感じたことなどを。





とにかく全体的な作りが素晴らしい。


オープンベータとは言えもう製品版とほぼ同等のサービスを提供していると思われます。
基本的に買い切りゲームの提供が多いBlizzard社ですが、過去のDiabloシリーズでも月額課金無しでプレイサーバを提供し続けていますがこのシステムは本作にも継承される事でしょう。
さらに今後のキャラやマップの追加についても無料のアップデートとして提供することを開発者が明言しています。

プレイする側としてはとても助かりますがサーバの運用費とか捻出大丈夫なのかなと心配になります。

それはともかく、ゲームをしていて色々な細かいところが良く出来てるなあと感心します。
ゲーム性とかは勿論ですが細かいディテールの表現やオブジェクトの作り込みなども。ゲーム世界の雰囲気は現実の色々な国をテーマにしつつも異世界観をちょいちょい入れてきたり良くも悪くもBlizzardらしくない世界観です。どちらかと言うとボーダーランズシリーズの世界観に近いかもしれない。

日本語化に関しても全く問題も違和感も無く、音声も日本語化されているので親近感もより沸くというものです。何人か有名な声優さんがキャラに声を当てています。


普通のFPSと違うところ


Overwatchをプレイしていて不思議に思ったのが、従来のFPSで当たり前だった機能がありません。
それはチーム全体のスコア表です。
味方の誰が何キル何デスしたとか、敵の誰がとか、そういうのがぱっと見て分かる情報としては提供されません。
自分の現在のスコアは逆に普通のFPSよりも詳細に表示されます。ダメージ量やヒール量、ブロックしたダメージやらウルトで倒した敵の数やら(この辺はキャラによって表示情報が違います)

またこのゲームでキルと言うのは、通常のFPSで言うところのアシストも含んでいます。
とどめを刺したという意味では「ファイナルブロウ」というスコアが恐らく通常のキルに相当します。

さらに誰が誰を殺したというキルログは最初オフにされています。これはメニューのオプションでONにすることが出来ます。

何でこの辺の表示が無いのかなと疑問に思いましたが、なんていうか普通のFPSにありがちな、味方が弱すぎるとか敵のスコアがとか数字をあまり気にすることなくプレイすると言うのは精神衛生的にも良い事なのかなと思い始めました。
チームプレイを重んじるからこそアシストもキルスコアとして数えたりして、とにかく個々で頑張るより味方と力を合わせましょうと言う気にさせてくれるようなシステムだと思います。

特徴的なヒーロー


使用できるキャラクターはヒーローと呼ばれ、全部で21種類、さらに4種類のロールに分類されており、アタック、ディフェンス、タンク、サポートとなっています。
ヒーローはゲーム中ベースで何回でも交換可能なので、戦況などによって途中で切り替えたりすることも出来ます。

どのロールが何人とかは一応システム側からの提案があり、マッチング中に「タンクが不足しています」とか「ディフェンス系が多すぎます」とか言われるので一応それに合わせて対応することも可能ですし無視して全員アタッカーとかで組むことも可能です。しかし基本的にバランスの良いチームの方が勝てる傾向にあると思います。

ヒーロー21種を全部一応使ってはいるので、語る事も出来ますがきりがないので一部お気に入りを

トレーサー」パッケージ絵にもなっているキャラ。3連続の瞬間移動と時間を巻き戻すスキルでとにかく捕まえにくい。バースト力はそんなに無いのと体力が低いのでとにかく細かく当てていくしかない。ウルトは設置型の爆弾。敵のど真ん中に置いてリコールで戻るなんて言う技もある

ソルジャー76」癖の無い純粋なアタッカー。スキルは非戦闘時のダッシュと、位置指定回復ゾーンの設置。右クリック攻撃がロケットになっている。ウルトは一定時間視界内の目標を自動追尾できるモード。逃げ回る敵でも確実に殺せる。

ウィドウメーカー」わかりやすいスナイパー。ワイヤーで高いところに登るスキルと、設置型の毒雲罠をもっている。ウルトは全敵位置を一定時間チーム全体が見ることが出来る。派手ではないが局面によってはとても役立つスキル。

バスティオン」自然を愛するロボット。固定砲台モードの火力がすごい。防衛でキャンプされると手を付けられない。自己回復も何気に役にたつ。ウルトは移動できる砲台モード。短時間高火力のロケット砲のようなものを打てる。テレレテッテレーというファンファーレが合図

ラインハルト」還暦超えのでかいおっさん。遠距離攻撃を遮断するシールドが強力。前方に突進して敵を壁に叩きつける技でタンク系ですら一瞬で殺せるが近接攻撃メインなのでシールドが切れると逃げるしかない。ウルトは前方範囲スタン。場面によっては戦況を変えられる。

ウィンストン」頭のいいゴリラ。位置指定シールドがあるが、中距離ジャンプで敵の後衛に突っ込んで継続ダメージで殺しにいく感じのプレイスタイル。ウルトはHP大幅上昇してよりタンキーになり、近接攻撃しかできなくなるが吹き飛ばし効果が付く。

シンメトラ」サポートロールだけど出来るのはシールド(一定時間ごと?重ねたり出来ない)メインは設置型の小型砲台。トールビョーンと違い小型で6個まで置ける。ウルトは唯一無二のワープゾーン作成。防衛などで前線への復帰時間を大幅に短縮できうまく使えば非常に効果的。

ルシオ」ファンキーなミュージシャン。自中心範囲の移動速度増加バフとヒールを切り替えて使う。スキルで移動と回復の効果を一時的に増幅することもできる。吹き飛ばしで危機回避能力もある。ウルトは地点指定の時間減衰する強力なシールド。最近ではサポートの鉄板とされているそう

ゲームタイプ


ゲームには12のマップと3種類のゲームタイプがあり、エスコート、アサルト、コントロールに分類されます。3種のマップはエスコートとアサルトの両方に使われるマップで残り9種はそれぞれ3種ずつ専用のマップになっています。

アサルト:攻撃と防衛に分かれます。マップには2か所の拠点があり最初は1か所がアクティブになっています。防衛チームはそこを占領されないように守ります。1か所目が占領されると2か所目がアクティブになり、そこも占領されたら攻撃チームの勝ち、守りきったら防衛チームの勝ちです。場合によっては1個目の拠点を守り切って勝利もあり得ます。

コントロール:マップ中央に1か所の拠点があります。そこを両チームで同時に奪い合います。占領状態にしてゲージが100%まで溜まれば1本勝ちで、2本先取で勝敗が決まります。両方が攻撃チームになるマップですが拠点の状態によって攻撃と防衛が入れ替わる感じになります。

エスコート:ペイロードというオブジェクト(車?)を目的地までエスコートする攻撃側と、阻止する防衛側に分かれます。途中何か所かのチェックポイントがありそこへの到達に時間制限が設けられています。制限時間内に目的地に到達すれば攻撃チームの勝ちです。

マップの種類、ゲームの種類は選ぶことはできず、攻撃防衛も自動で決まります。マップや攻撃と防衛サイドによって柔軟にキャラを選択する必要があります。基本攻撃だとオフェンスタイプ、防衛だとディフェンスタイプを大目に入れるように指南されます。タンクとサポートは大体どこでも必須になります。

簡単なTips


ちょっとやればわかる程度かもしれませんが


  •  キルカメラはキャンセルできます。オプションで全くでなくすることも可能です
  •  ジャンクラットのRIPタイヤは倒せます。
  •  メイは自分の壁を自分の足元に出すことで、壁なんかに登ることも出来ます
  •  ラインハルトの突進は一定時間か壁に当たるまで進みます。その先が崖なら落ちます。
  •  トレーサーのワープは、普通に飛び越えられないくらいの距離の崖を超えることが出来ます。失敗したらリコールで戻りましょう
  •  ラインハルトのシールドはチャージ系の弾や継続ダメージは止まりません。シンメトラの攻撃やメイの氷、ウィンストンやザリアのビーム等。しかしD.vaのウルトのメック爆発のダメージを止めることはできます。ジャンクラットの通常攻撃の爆弾は止められますがRIPタイヤは走ってる時にダメージが無いからか止まりません。爆風を止められるかどうかは未検証(普通シールドを超えて起爆させてくるので検証が難しい)
  •  バスティオンの偵察モードの時のヘッドショット判定は背中にあるらしい(未検証 
  •  殆どのスキン(限定もの除く)とアイコンなどのパーツはゲーム内コインで買える。コインはトレジャーボックスからたまに出る。
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