【Camera】三脚を選ぶ過程の考察


カメラ周りの装備を色々と取り揃えている最中ですが、次に考えているのは三脚です。
三脚何に使うの?なんで必要なの?ってところもあると思いますが
とりあえず僕がここ1週間で調べた三脚の基礎知識から、実際に選んでいる候補の三脚と
実際に買った三脚の話をしていきたいと思います


ちなみにレンズ沼なんて言葉を前回出しましたが三脚沼ってのもあるらしいですよ・・・
カメラ界隈は怖い世界ですね





・三脚の必要性


普通に想像するとたとえば自分を取る時なんかは三脚+セルフタイマーかな?みたいな
でも今回三脚を使用する目標は主に風景と夜景です。

何で風景と夜景に必要?と言うと露出とシャッタースピードの問題です。
光の足りないところでしっかりした写真を撮ろうとするとどうしてもシャッタースピードを長くする必要があります。

人間も真っ暗な中でいきなり目を開けても真っ暗で見えないけどだんだん慣れてくるでしょう。あんなイメージ。

長時間シャッターを開けていると言う事はその間ちょっとでも動いたら全部ぶれます。
なので三脚で動かない状態を作ってやる必要があるわけです。

さらに言うとシャッターを切る瞬間、本体のボタンを押してシャッターを切ればそれもブレの原因になるので普通はレリーズやリモコンスイッチなどで遠隔で操作します。
僕の持っているD5300はスマホ経由でシャッター切れたりするのでそれでもいいですが、リモコンは高いものでもないので(純正で1300円)買ってしまってもいいかな。



ちなみに天体撮影なんていうのも三脚は必須なんですがこちらはまた少し事情が違いまして。
もちろん三脚はいりますが定点でのシャッター開放時間によっては、それでもぶれる?のです。
何故かと言えば星は動いているから(正確には地球が動いてるんですが)
定点で10分程度の撮影をすると星が点じゃなくて軌道に沿って線になってしまうんですね。

じゃあどうするかって言うと赤道儀なんていう機械を使うらしいです。
中にモーターが入っていて三脚とカメラの間にはさみしかるべき設定をしてやると微細な天体の動きに合わせてカメラを星の軌道にそって動かして止まっているように撮影できるという優れもの。

ただし、高いです。エントリーモデル?で4万弱とかいうレベル。
ちょっと星が撮りたいで買えるものではないですね。
1分程度の露出なら何とかなりそうなので我慢するしかないのかなぁ。


・一脚と言う選択肢


今回は夜景撮りも視野に入れてるので選択肢に入れませんでしたが単純な手振れ防止目的なら一脚と言う一本棒ものもあります。
当然コンパクト軽量で簡単に持ち歩けるので目的によってはこちらの方が良いかもしれません。
当たり前ですが一本足なので自立しません。簡易三脚になるのもありますが安定性はご想像の通りです。


・三脚選びに必要なパラメーター


主なものは
 重さ:とても大事。持ち歩くの前提なら特に。2㎏を超えると結構キツイらしい。
 耐荷重:上に乗せるものの重さの許容量。自分の装備の最大値(僕なら300mm望遠乗せた状態)を想定して決めましょう。
 縮長:折りたたんで持ち運ぶ時のサイズ。これが重要になるのは飛行機で運ぶ時など。60㎝以下じゃないと機内持ち込みが出来ないとかあります。
 2つの伸長:大体2つ乗っているのは、エレベーターと言われる一本伸びる部分を伸ばした状態か縮めた状態かの違い。エレベーターを伸ばすと当然不安定にはなる。
 素材:アルミorカーボン。重さに大きく関係。カーボンの方が軽くて値段が高い。
 ポール径:太い方が安定するが重い。
 3段とか4段:足をたたむ段数。段数が多い方が縮長が短くなる。
 雲台:先端のカメラを載せる部分。自由雲台と3Way雲台が主流。雲台を後で交換も可能だが高い雲台は下手な三脚より高い。
 
 価格:まさにピンキリ。安いのは2000円から高いのは10万超えまで。お財布次第。
 メーカー:日本のSlik、Velbon、イタリアのmanfrotto、フランスのGitzo、あたりを知っていれば良い。


この辺のパラメーターを自分でバランスを取りつつ一番いいところを選んでいきます。
何を重視するかと言うポイントを一点絞ってそこから他を妥協していくのが良いでしょうか。

一番大きい点と言うとやはり個人的には持ち運びの為の重さかなと思います。
値段で比例して重くなると言う事は無く材質にカーボンを使っていると高く軽くなるのでなかなか難しいです。

とは言えエントリークラスではカーボンを使っているものは少ないので単純な大きさと比例してきます。

一度店頭で物を実際に持つのが早いとは思いますが、店頭で軽く持った時は大丈夫でもそれを例えば旅行でずっと持って行けるのか・・・
そこまで考えてみてください。2㎏って大体2リットルのペットボトル常に持ち歩くようなものですからね。

後は耐荷重も重要です。もちろん耐荷重1㎏で、1.1㎏乗せたら三脚が崩れ去るなんて言うことは無いですが
安定性が重要なので多少余裕は持たせた方が良いと思います
(逆に考えると重い方が安定する・・・?)

後は色々なところで書かれていますが1本目だから安いの・・・って言ってやたら安いの買うと本当にあっという間に壊れたり重くて使わなかったり使いにくくて使わなかったりと言う事もあり得るようなので注意。
いらないならいらないでもう買わない方が良いと思うし買うなら最初からまあ最低ラインの物は買いましょう。
個人的に思う最低ラインは大体実売1万円レベルです。
逆に最初に5~6万モデル買うくらいなら他のもの買えばとは思ってしまう。



・僕の欲しい三脚像


欲しいもの、必要な物は各々人に寄って、カメラによって、撮影するものによって変わってきます。
なのでここで上げるものが万人にあてはまるわけではありません。

 ⇒重いのイヤ
 車も持ってないので移動は基本電車徒歩中心になるので、持ち歩きの重さは重要

 ⇒乗せるものはまあまあの重さ
 上でも書きましたが最大重量はD5300+Tamron70-300mmの状態。
 本体480g+レンズ756gでおおよそ1200g。つまり耐荷重1㎏のものはアウト。最低2㎏欲しい

 ⇒小さい方が良い
 先日買ったバックパックに搭載するというか横にぶら下げることを考えれば当然カバン以上の長さにならないのが理想。

 ⇒価格はなるべく安く
 2万超えるのはキツイ。1万円台で。

 ⇒伸長はあまり気にしない
 ファインダー覗かないしバリアングル液晶があるので多少低くてもカバーできることもあり適度にあれば

この辺の条件を持って探してみました。



・有力候補


Slikの2製品+後から見つけてきたmanfrottoの1製品が候補になりました。

エントリーNo1:スプリント PRO II 3WAY BKN
 http://www.slik.co.jp/digital-series/sprint/4906752106518.html

 比較的ベーシックなタイプのエントリー三脚。
 伸長最大160㎝、縮長47cm、重量1.1kg、耐荷重2kg。
 レバー式の3way雲台が使いやすそう。

エントリーNo2:Slik スプリント mini II
 http://www.slik.co.jp/digital-series/sprint/4906752106563.html

 旅行用の若干小型のタイプの三脚。
 伸長最大109cmとちょっと低め。縮長35㎝、重量780g、耐荷重2㎏。
 1㎏を切る重量と35㎝というコンパクトなサイズながら耐荷重はpro IIと同量の2㎏。

エントリーNo3:manfrotto befree
 http://www.manfrotto.jp/befree

 Slik2製品でもう絞り込みも終わってきたと言うところに突如見つけてしまったダークホース。
 伸長最大144㎝、縮長40㎝、重量1.4㎏、耐荷重4㎏。
 サイズがコンパクトながら若干重みがあって、その代わりに耐荷重もSlik2製品の倍でかなりの余裕と安定性。
 そして最大の魅力はイタリア製のデザイン。かっこいい。

 そしてもう1つ言うと価格が若干他の2製品に比べて高い(Slikだいたい10000、manfrotto16000)
 

・結論


manfrottoかなり惹かれる!!!!!
Slikはすでに現物見てたんだけどmanfrottoまだ現物見てないので見てから決めたいと思ってます。

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